<持ち物リスト>
トルコではほとんどの日用品は手に入りますが、品質、種類、機能性と価格が釣り合っていないという意見が多く聞かれます。こだわりがあるものは日本から持ってこられることをお勧めします。
航空便、船便で送る場合は輸送できるものや数量などを業者に事前確認が必要です。また、電化製品はトルコの電圧(220V)に対応していないものは変圧器が必要になります。食品やコスメティック商品をはじめ個人輸入する場合も荷物の大きさ、内容物などによってトルコの税関で止まったり、面倒な手続きや高い手数料がかかることがあります。
食品以外のもので、入手が難しいものを下記に記載します。必要なものはライフスタイルにより異なりますので、参考意見としてご利用ください。
衣料品
| 男性 | ビジネスウエア | 軽い素材、撥水性など機能性のもの、ノンアイロンシャツは少ない。 |
| 肌着・靴下 | 日本の方が品質が良い。ヒートテックなど機能性インナーはない。 | |
| 女性 | ビジネスウエア | 男性同様に日本で揃えた方が無難。 |
| 靴 | 幅広、甲高タイプは少ない。 | |
| 肌着・靴下 | 日本の方が品質が良い。ヒートテックなど機能性インナーはない。特にストッキングは日本の方が安価で高品質。 | |
| 日傘 | トルコでは日傘をさす習慣がないので必要に応じて日本から持参。 | |
| 子供服全般 | Mavi、Zara、Mango、H&Mなどで調達可。トルコのアパレルブランドLC Waikiki、KOTONは手ごろな価格でデザインも豊富。ウェストゴムタイプの種類は少ない。 | |
| 子供 | 肌着・靴下 | 日本の方が品質が良い。ヒートテックなど機能性インナーはない。 |
| 靴 | ブランド品は日本より若干高く種類が少ない。日本の上履きはない。長靴は日本の方が種類が多く安価。 | |
| 乳幼児 | 衣料全般 | Zara、H&M、Gapなどで調達可能。 |
| 肌着 | かぶらず着られる着物型の短肌着、長肌着は日本で調達。 | |
| 靴 | 海外メーカー、おしゃれ靴、長靴は日本の方が種類が多く安価。 | |
| ガーゼハンカチ | 調達不可。 | |
| 抱っこ紐・授乳ケープ・授乳服 など | 種類が少ないので、日本での購入が無難。 | |
| ベビーカー・バギー | 道路事情が良くないので日本の軽量仕様のものはタイヤが壊れやすい。 |
キッチン用品
| 和食器 | 茶碗、お椀、おはし | 日本と同じようなものは調達不可。割りばしは調達可だが、子供用のも割りばしはない。 |
| 調理器具 | 包丁、ピーラー | 調達可。使い慣れたものが良ければ日本からの持参が無難。 |
| さいばし | 入手不可。 | |
| 玉子焼き器 | 日本からの調達がおすすめ。ホームセンターで類似品が稀にあり。 | |
| おろし金、すり鉢 | 入手不可。チーズ用おろし金は調達可。 | |
| オイルポット | 入手不可。 | |
| 調理家電 | 炊飯器 | 日本のような炊飯器は調達不可。炊飯機能が付いた調理器は種類は少ないがある。 |
| グリル鍋 | 入手不可。炊飯器同様、海外仕様ではないものを持参する場合は変圧器が必要。 | |
| その他 | ランチ用品 | 2段の弁当箱、保温弁当、はし箱は調達不可(日本人学校はお弁当が必要)。 |
| 水筒 | 種類が少ない。ステンレスボトルは日本の方が安価で保温性が高い。 |
日用品
| 寝具 | 掛布団、枕、タオルケット | 接触冷感寝具は入手不可。布団、枕はこだわりがなければIKEAなどで調達可。一般的なトルコの住宅にはセントラルヒーティング等の暖房設備があるため、冬も家の中は暖かい。 |
| 洗濯用品 | 洗剤 | おしゃれ着用洗剤は入手不可。 |
| 洗濯ネット | 日本のものの方が種類が豊富で安価。 | |
| ハンガー類 | 折りたたみ式のランドリーラックが主流。洗濯ばさみがついたピンチハンガー、パラソルハンガーはあまり見られない。 | |
| 医薬品 | 全般 | 自分に合った使い慣れた医薬品(目薬、花粉症など)は日本から持参がおすすめ。眼鏡、コンタクトレンズは眼科の処方箋が必要。 |
| 医療品外 |
全般 | カイロ、うがい薬、のど飴、湿布、冷却シート、除菌シートは持参がおすすめ。 |
| 化粧品 | 日本仕様のコスメは調達不可。最初は日本から使い慣れたものを持参し自分に合ったものを探すのがおすすめ。 | |
| その他 | スリッパ | 調達可ですが、日本のもののほうが種類が豊富で安価。 |
| 海外用変換プラグ | 海外出張や旅行用に必要であれば日本からの持参がおすすめ。 |
学用品
| かばん、靴 | ランドセル、上履き | 入手不可。 |
| 文房具 | 筆記用具、ノート、ファイルなど | 日本の方が種類が豊富、高品質、安価なため、日本で調達がおすすめ。 大きなマス目のノートは入手不可。 |
| 辞書 | 日本の方が種類が豊富で安価。日本語辞書は入手不可。 | |
| 楽譜 | 種類が少ないので、日本からの調達がおすすめ。 |
スポーツ用品
トルコでメジャーではないスポーツ用品は種類が少ないので、日本からの調達が無難です。
例:野球・ソフトボール、ゴルフ、釣り、テニス、スキー
<個人荷物の輸入に関するルール>
個人輸入が禁止されているもののなかに肉類、化粧品等があり、これらが入っている場合、高関税がかかったり、廃棄となるので留意が必要です。
(税関マニュアル)
https://gumrukrehberi.gov.tr/kategori/bireysel-slemler/posta-ve-hizli-kargo-rehberi
荷物が受取住所に届かなかった場合は、Başakşehir(旧アタチュルク空港方面)にある郵便局までパスポート・身分証明書を持参のうえ取り行く必要があります。
税関担当者とのやりとりはトルコ語のみで英語はほぼ通じません。受け取りは本人または委任状のある代理人のみできます。大きな段ボールや大量の食品は止められるケースが多く、カレンダー、パンフレットなども止められることがあります。
また、海外Eコマースサイトで購入したものが届かない場合に、携帯電話に税関に荷物が到着した旨のメッセージがトルコ語で送られてきたり、通関業者から直接電話がかかってくることがあります。